CoIDEのプロジェクトを作る(1) CubeMX2CoIDE編

前回はCubeMXを使ってNucleoの初期化コードを出力してみました。今回はそのプロジェクトフォルダを元にCoIDEのプロジェクトを作成してみます。CubeMXが出力したコードをCoIDEのプロジェクトへ手作業で登録する作業はけっこう面倒臭いので、簡単にCoIDEプロジェクトを作るコマンドラインツールを作ってみました。このツールを使えばCubeMXが出力したフォルダをドラッグ&ドロップするだけでCoIDEプロジェクトを作成することができます。

次の圧縮ファイルをダウンロードして適当な場所に解凍してください。


CubeMX2CoIDE.zip

(リンク先にある右上のダウンロードボタンを押してください)


CubeMX2CoIDE.zipを解凍するとフォルダの中身は以下の様になっています。


まずCubeMC2CoIDE.exeのショートカットを作ります。



CubeMX2CoIDE.exeはコンソールプログラムなのでアイコンがありませんorz。アイコンを設定すると分かり易くなるので、ショートカットを右クリック->プロパティ->アイコンの変更でショートカットに好きなアイコンを設定してください。適当なアイコンが無い時はアイコンファイルCubeMX2CoIDE.icoを使って下さい。アイコンを設定したショートカットをデスクトップへコピーしてください。


さてフォルダを移ってこちらは前回CubeMXで生成したフォルダの中身です。メニューからProject->Setting->Toolchain/IDEでSW4STM32を設定してからコードを生成すると以下の様なフォルダの内容になります。CubeMX2CoIDE.exeはSW4STM32用のプロジェクトファイルから情報を読むので他のToolchan/IDEを選ぶとエラーになります。


CubeMX2CoIDE.exeでプロジェクトを作成する前にCoIDEを立ち上げて必要なMCU情報をダウンロードします。CoIDEのリポジトリアイコンをクリックしてリポジトリページを表示します。



①Boardをクリックします。
②STを選びます。
③STM32F401を選びます。
④Downloadボタンを押します。
※Downloadボタンが表示されていなければ既にダウンロード済ですからダウンロードの必要はありません。


CoIDEがボード情報のダウンロードをはじめます。ダウンロードには数分かかります。


CubeMX2CoIDE.exeはCoIDEのローミングデータ(ダウンロードデータ)を見に行くので、実行前にMCUに関するファイルがダウンロードされていないとエラーになります。


デスクトップへ移ります。CubeMX2CoIDE.exeのショートカットへCubeMXが出力したフォルダへドラッグ&ドロップします。問題がなければ"Success!!"というメッセージウインドウが表示されます。


CubeMXが出力したプロジェクトフォルダにCoIDEのプロジェクトファイルが追加されています。これでプログラムをコンパイルする準備ができました。CoIDEのプロジェクトファイルをダブルクリックするとCoIDEが立ち上がります。具体的なプログラムついては次の「Nucleoでプログラミングしてみる」でやっていきます。



CoIDEのプロジェクトはエクスプローラーでフォルダごとコピーや移動ができます。プロジェクトフォルダはCoIDEのWorkspaceにでもコピーして管理してください。


CubeMX2CoIDE.exeは全てのSTM32はサポートしていません。一応CoIDEがサポートしているNucleo/Discoveryについてはプロジェクト生成できるようになっています。その他のMCUについては面倒ですが手動でやってください。


~~~CubeMX2CoIDE.exeの動作環境~~~
Windows10
CubeMX 4.16.0
CoIDE v2.0.5


~~~サポートMCU~~~
templateフォルダの中を見て下さい。